2024年2月8日発売、サークル「シバイーヌ二世」制作の「奴●志望 野崎はるな編」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容






同人誌の説明
【あらすじ】
OL・野崎はるな。
彼女は、度重なるストレスが悪い方向に働き、歪な欲望を抱いてしまった。
人としての尊厳を捨てた、哀れな女の姿。
獣のように鳴きながら、快楽に溺れる女達。
そんな動画を見ながら、毎晩気絶するまで性欲を満たしていた。
とある夜、いつもの習慣を終えたとき
怪しげなメールが届いた
「奴●募集中….」
それは、非日常への入口。
理性を捨てたマゾ達への招待状。
雌になるための片道切符。
同人誌の感想
小成ロマン…
画風を合わせたかどうかはわからないが、
私の好みには合わなかった。
内容は良質であるはずだが、ありきたりさも否めなかった。
古典への敬意が見られる良作
この作品を読んで、素直に良作だなーと感じました。ストーリー的には、小説から映像に至るまで、SM作品としてよくある定番プロットですね。古典文学では、ポーリーヌのO嬢の物語のように、主人公が偶然調教を受けることになり、奴に堕ちるまでを描いた作品が代表的です。
この作品も最後までSMの基本に忠実で、古典に敬意を払っているような淡々とした、まるでドキュメンタリーを観ているかのような、無駄のない丁寧な展開が好印象です。無駄がない分、読者にさまざまな妄想を与えてくれる、素晴らしい作品だと思いました。最近、こういう、ザ・基本といえるSM作品はあまり見かけませんよね?
このテーマはシンプルでありながらもベーシックなため、破綻しやすい難しさがあると思いますが、作者がそれを敢えて取り上げ、凡人の悩みを簡単に吹き飛ばすセンスに拍手を送りたいですね。ああ、久々にO嬢の物語を読み返したくなりました。次回作も楽しみにしています。
心情や経緯の描写が丁寧
急に調教シーンなどが登場するのではなく、日常から少しずつ進展していくプロセスが描かれているのが良かったです。ストーリーの進行は適度なペースで、主人公は元々潜在的な願望を抱えていましたが、自ら進む道を選んだという描写が特に印象的でした。次回作にも期待しています。