幼馴染は今、僕以外の男とセックスしている

同人誌の感想

1. momotaro

   2024年6月7日

   全てが絶妙のバランス。実に面白い。

   これほどまでに、絶妙なバランスの作品は珍しいね。作者の名に恥じない良作だと思う。ボリュームも天才と言ってもいいくらいの絶妙なバランスで、敢えて描かないことで、その世界を表現できているのがまさに文学的だと感じる、とても良い構成だ。一見すると支離滅裂な話にも見えるかもしれないけど、最後のメッセージが正しければ、そこから聴こえてくるのは重なり合った2つの声。それはまるでイクリプスのように。強いて言えば満たされることも、満たすこともできない永遠の時の中で、傷つくことができないアダムとイヴが繰り返すそんなお話だね。

2. 河野助三郎

   2024年4月1日

   清楚ビッチの心情が気になる

   清楚系を名乗るビッチへと成長したヒロインと、その性事情を観察し続ける主人公のお話。主人公は自分を卑下していて、ヒロインに釣り合わないと思い込んでいるようだが、機械の知識には詳しくて器用に見える。一方、ヒロインはクラスの人気者だが、テスト期間中は彼氏とセックスばかり考えるタイプで、彼氏を次々と取り替えている。最後の展開をいくつか想像してみる。

   1) だらしないセックスの末にできちゃったヒロインが結婚しても浮気を繰り返す姿を主人公が見ている。

   2) 1の展開の派生として、シンママになったヒロインが社会人になった主人公を惹きつける。

   3) 実はヒロインの主人公への想いは変わっていなかった。体以外に取り柄がなく、社会に出た時に役立つ才能を持つ主人公へのコンプレックスの裏返しで、ただ体を重ねるだけの関係になる。ドラマを挟んだ末に見事にゴールイン。

   どれも、ヒロインの秘めた心情次第で深いドラマになりそうだ。

3. 岡田倫太郎

   2024年3月21日

   短いけど濃厚。幼馴染が彼氏とハマる話

   ページ数は少なく感じる人もいるかもしれないけど、エロシーンのボリュームはかなりのもの。主人公の好きな相手は家の隣に住む成人済みの幼馴染で、子どもの頃から相思相愛。今も距離感は近く、家族ぐるみで仲良し。そんな成人した幼馴染が普通に彼氏を作って性愛にドハマり中。前提設定もきちんとあって、幼馴染の乱れっぷりが丁寧に描かれています。ヒロインは可愛くて、感度も抜群。生ハメ中出しの描写も自然と出てきます。覗き要素の作品ですが、360度どこから見ても見える表現。彼氏とガチの交尾なので、キスや挿入の絡み方、ホールドの描写が好きな人にはたまらないはずです。主人公は読者に対して、幼馴染×彼氏の生SEXを事細かく実況してくれて、それがエロさをさらに高めます。主人公にとっては唯一無二の女の子が他の男のものになってしまっているわけですが、見ているこちらは楽しそうで切なさはあまり感じません。でも、やっていることは度を越えた盗撮とも言えるので、苦手な人はサンプル画をよく確認してください。絵の雰囲気は大きな違和感はないと思います。幼馴染の子も彼氏はできてもすぐ別れることを繰り返しているので、最終的には主人公の嫁になる可能性もあるかもしれませんね。