2022年7月4日発売、サークル「サークルRVA」制作の「アルム冒険者団の迷宮探索記」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容





同人誌の説明
迷宮が現れる不思議な現象に見舞われるマグナス王国。
王都にやってきた勇敢な戦士クロエと拳士リースは、その魅力に惹かれ、魔術師シャルを仲間に加えて『アルム冒険者団』を結成する。けれど、冒険者としての生活を続けるためには、お金が必要だと気づく。
「それなら娼婦になってお金を稼ごうよ!」
『アルム冒険者団』の新たな挑戦が始まる!
さあ、彼らの冒険に参加する準備はできてる?
同人誌の感想
読みごたえとテンポを両立した一冊
読みごたえのある分量だけど、ペースがよくて飽きずに読み進められる。設定の複雑さは極力抑えられており、物語に集中しやすい。展開はテンポ良く進み、無駄な引き延ばしはほとんど感じない。登場人物は一人ひとり個性が立っていて魅力的。ただ、金策が娼館経営という設定のせいで、登場人物が過度に痴女扱いされがちな点は少し残念(仕方ない部分もあるけど)。それでも、手に取って後悔しない作品だった。十分満足できました。
色々バランスの絶妙な良作
独特なバトルシステムを採用している、言ってみれば異色のRPG。ストーリーがよく練れていて、破綻がない。真面目な部分も不真面目な部分も含めて、本当に程よいバランス。ただ、一部キャラと世界の倫理観に、主人公やプレイヤーが置いてけ堀になる感覚があり微妙。だが、それも含めて、全体として「いい雰囲気」を演出できている。
ダンジョン探索のスタイルは、系列の作品「騎士と三人の従者」とほぼ同一。ただし、個々の戦闘は一般的なモノとは違い、1ターンに、メンバー全員の中から1個の行動を選択する形になる。序盤はできることが少ないが、中盤以降はカットインが頻繁に入るので、いわゆる「みんなで戦ってるはずなのに、実際戦ってるのは数人だけ」状態にはならない。逆に、「攻撃したのは一人なのに、皆で取り囲んでボコる」といった、敵からしてみれば半ば過剰な状態にもなる。それでちょうどいいパワーバランスというのが、このゲームの最大の特徴であり、このゲームの素晴らしい所なのだろう。
キャラの成長要素の関係上、多少頑張っても「俺TuEee~~~」にはならない。だから戦闘は常に緊張感があるが、重要な戦闘はイベントが挟まるなど、「このゲーム、詰んだわ」にはならない。本当に、バトルのバランスに関しては絶妙だ。
ここには書いていないが、個人的に「これはちょっと」と思うところもあり、総合評価は4とさせてもらった。バトルのスタイルが独特ということもあり、万人向けとは言えないのが難点だが、ストーリーメインのRPGとしては出色の出来と言える。特にRPG好きにはぜひプレイして自分の評価をつけてほしい、そんな作品である。
王女も純朴幼なじみも積極的に股を開く世界
とても面白かった!
【ストーリーについて】
基本的にダンジョンアタックものです。迷宮の出てくる理由が秀逸で、黒幕となる魔族の策略が実に理にかなっているのが魅力的でした。
シナリオとしては、10人パーティが完成するまでの仲間たちが増えていく様子が良かったし、仲間たちの賑やかな下ネタ満載のやり取りも楽しめました。特に迷宮がなくなる可能性が示唆された終盤には、冒険の終わりが見えてきて少し寂しさを感じました。
【戦闘について】
パーティ共有のHPで、どれだけ仲間を引き連れていても1ターンに選べる行動は1つだけ。主人公の能力が序盤では微妙かなと思いきや、仲間が集まるにつれてカットインで手数が増えてくるのがとても爽快でした。運要素が絡むのは終盤には不便さを感じることもありましたが。特にいいところでクイックヒールが入らないのが悩みでした。
バランスもよく考えられていて、レベル上げせずに進むと「もうダメ!」となる場面で何とか勝てるような戦闘を楽しめます。敵の攻撃は苛烈で、回復回数も限られるため「回復するかしないか」での判断がとても悩ましかったです。
【売春について】
幼なじみヒロインをはじめとして、売春宿経営をする展開になりますが、スタート当初はかなり気が引けていました。ただ、王女のシャルを含め、幼なじみヒロインも積極的に体を売る姿勢があり(処女はいない)、迷宮攻略時の報酬がしょぼいので、お金が必要な成長システム的に売春を避けることができず、頼らざるを得ないゲームバランスですね。
ただ、エロくはなくて抜ける感じではありません。ただし、売春を進めることで各仲間キャラの掘り下げエピソードが見られ、そこがかなりの見ごたえになりました。
最後に、サラのとことん報われない扱いがかわいそうでした。彼女の売春で得られる額は最後まで思ったほど上がらなかったのが残念でした。
良作だが一部クエストのストレスが半端ない。
作り込まれた話と世界観、そしてキャラの貞操観念のギャップが楽しいギャグRPGだ。
戦闘も程よく難しく、所謂「綺麗なビッチ」のようなヒロインたちのおかげで金もドンドンと貯まり、強化もグングンと捗るのが嬉しい。
ただ、バランスの問題なのか運に左右される要素が地味にストレス。
ネタバレになるが、レアアイテムのドロップ率は迷宮ごとに違うのかと思うほど低い。初回で全部見つかることもあれば、50回入っても見つからないこともある。最初はレアアイテムが無い迷宮もあるのかと勘違いした。
それとクエストの「ゴブリンの調査」。これが非常に面倒臭い。ちょうどこちらの強化が整ってくるタイミングでゴブリンのランダム行動を「7つ」も見てから倒さなければならないクエストだが、迷宮でも弱い部類の魔物なので瞬殺してしまうことが多い。更に味方の割り込み行動のせいでバンバン倒してしまう為、相手の行動が全然見れない。ワンターンキルなんてザラ。運が良ければ1回は耐えるので5~6回の行動は回数を重ねれば見ることができるが、低確率で設定されているらしい「逃げる」なんてほぼ見れない。数百回戦っても見れない。私は見れなかった。
味方の行動に「様子見」とか「耐える」などの所謂「無駄行動」は無く、敢えて言うなら「回復」が該当するが、とあるキャラクターの割り込み行動は「回復の選択肢で攻撃が発動(ほぼ100%)」なので、2ターンもつ事はまず無い。
つまり、キャラクターを成長させ過ぎてしまうとクエスト自体が詰む可能性があるのだ。
クエスト自体は凝った考えで好感だったが、こんなクエストを用意するならスキルのON/OFFを任意で選択できるようにするか、何も発動しない「防御」のような行動を選択肢に入れてほしかった。
この点が個人的にストレスMAXだったので物語に対する熱もどこか冷めてしまった。良作でもったいないが、減点として星は3つにさせてもらいました。
傑作だね。
満点です。序盤から展開が分かりやすく、ぐいぐい引き込まれます。ギャグ要素が多いので、最後まで飽きずに楽しめました。スキルを最強まで上げても、ラストダンジョン付近はかなりの緊張感でした。ゲームバランスも非常にいい感じです。2周目以降のやりこみ要素はないので、初回のプレイからじっくり遊んでね。
すごいバランス!
タイトルのとおり、エロさとゲーム性のバランスが絶妙で、遊んでいてめっちゃ楽しかった。エッチなシーンもちゃんと見られるし、すごく満足してる。
ストーリーが面白い
エロ・ギャグ・シリアスのバランスが絶妙で、敵キャラも魅力的で物語を盛り上げてくれます。
主人公たちの行動が理にかなっているので、モヤモヤせずにスッキリ楽しめました。
ただ、ダンジョン攻略は結構手強いので、何回かに分けてプレイするのがちょうどいいかもしれません。
名作
シナリオがとても良くて、キャラクターたちもすごく魅力的です。娼館システムについても作中で説明があって、NTR要素がないから安心して楽しめます。戦闘はシンプルで、レベル上げや装備集めにあまり手間がかからないのも嬉しいポイントですね。
テキストが素晴らしい
シナリオの完成度だけで十分満足できる作品です。初めはキャラの絵から硬派な雰囲気を感じたのに、読み進めると想像以上に官能的な展開が待っていて、そのギャップがとても魅力的でした。