2019年1月1日発売、サークル「キャラメルソフト」制作の「悪堕ちすごろく2 〜悪に堕ちる性騎士〜」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容



同人誌の説明
人気サークル「キャラメルソフト」の最新作が、1年以上の制作を経てFANZAに登場。悪堕ちを軸にした今作は、前作と同じく探索型すごろくRPGという変わり種のシステムで進行します。こだわりがギュッと詰まった一作、ぜひ味わってください。
キャラメルソフトからのコメント:
前作以上のボリュームを目指して制作し、複数の方の協力で仕上げました。マップはオリジナル、ダンジョン構成にもこだわり。探索型すごろくRPGとして、ストーリー重視ではなくダンジョンで悪堕ちを体験できる作りです。戦闘の脱衣システムも前作から継承。
前作以上のRPG体験を提供します。多くの人に遊んでもらえたら嬉しいです。
ストーリー:
王立聖騎士団の名高い騎士が、王命でダンジョン探索へ。女性視点のストーリー。悪堕ち状態でエンディングが分岐します。
システム:
– 探索型すごろく
このゲームはノベル形式のストーリーと、サイコロを振ってダンジョンを探索するすごろく型RPG。アイテムや魔法の要素はなく、すべてカードで進行します。
– ダンジョンの刷新
マップチップはオリジナル、前作を超えるボリュームのダンジョンが待っています。
– 新システム「悪堕ちシステム」
悪堕ちマスに止まるとゲージが増え、満タンになると主人公は悪堕ちします。
– 脱衣システム
戦闘中のダメージで服が脱げ、裸の状態に。
– いつでも強くてニューゲーム
ゲームオーバー後も入手したアイテム・お金・レベルは引き継ぎ。何度でも同じマップに挑めるので、RPGが苦手な人でも着実に進行できます。周回プレイのやり込み要素も。回想モードはゲームクリアで解放。
基本CGは18枚。Hシーンは通常モードと悪堕ちモード合わせて36シーン、音声付きの場面も一部。
プレイ時間の目安は、1周3〜5時間程度。完全クリアは10時間以上を想定。運にも左右されます。
購入前には体験版で動作確認を推奨。バグ修正やアップデートによりゲームファイルを変更することがあります。
同人誌の感想
空虚な一人すごろく
まずは、セールで購入を迷っている人は一度体験版を遊んで雰囲気をつかんでください。
作品名通り、すごろくゲームです。ただし、普通のすごろくから以下の要素を抜いたタイプです。
・対戦相手
・マップ確認機能
・出目を使い切るまで行き来できる機能
・ランダムイベント
しかも、一般的なRPGから以下の要素も抜いた作品です。
・ステータス確認
・装備
・スキル(消費アイテムとしてはある)
一応、MAPはチュートリアルを含めて全8ステージあります。何度でも挑戦できるので、MAPを覚えたりイベントを回収したりはできますが、1マス進むたびに約0.5秒止まり、サイコロの目が決まるまでの待ち時間が毎回違うので、テンポはかなり悪いです。
戦闘補助や出目を操作するカードは、敵ドロップかカードマスで入手しますが、敵が確定ドロップするわけでもなく、入手マス自体も少ないので、戦略性は低く、これもテンポを悪化させています。
肝心のエロイベントのCGは、立ち絵ほどのクオリティはなく、基本的にキャラ設定やストーリー、盛り上げる前振りなどは期待できません。本筋のストーリーもオープニングとエンディング以外はほとんどないと言ってよく、悪堕ちもすごろくで悪落ちマスを踏んだら心理描写もなく、メーターが上がるだけです。限界まで溜まると、立ち絵とイベントCG、エンディングが少し変わる程度です。
クリア後にはCGを全開放できます。
オススメはしない
体験版の時点で前作と比べて絵以外の変化を感じられず、嫌な予感はしていましたが、ポイントが貯まっていたので購入しました。予感は的中。前作をすでに持っているなら、買う価値はほとんどありません。
体験版では、入れたダンジョンを攻略するとまずボス戦で苦戦します。序盤は育ちが甘く、強力なカードがなければ祈るしかありません。回復技の連打だけではボスは倒せず、こちらが倒されるばかり。受けるダメージを0にするか、軽傷程度に抑えられるまで成長すればカードなしで攻略できますが、そこまで来れば他のダンジョンは楽勝です。
そして重要なのは、立ち絵のせいで右へ移動すると二マス先以降は見えません。左向きにしても三~四マス先すら見えません。マップを開いて先を確認することもできません。サイコロを振るべきかカードを使うべきかの判断もできません。
ちなみにストーリーは前作のほうがしっかりしています。今作には物語と呼べるものがほとんどありません。王様の命令で魔物を退治し、それが終わって王城に戻ると王様を襲われており、あなたが助ける。これだけです。悪堕ちしていた場合は王様を襲う展開になりますが、その理由はよく分かりません。メニューを開くと悪堕ち前の立ち絵が出て、Hイベントを踏むと悪堕ち後の立ち絵を表示したままHシーンが始まります。
色々と不満点もありますが、前作と比べて進化した点も確かにあります。コラっぽいCGからちゃんとしたCGへ、そしてステージクリアごとに回想シーンが開放されるようになった点は本当に良い部分です。シーン1・シーン2と書かれていて内容が全く分からない部分を除けば、という条件付きです。
アップデートで、1マス戻る場所で場外へ放り出されて進行不能になるバグがなくなることを願います。