2018年3月28日発売、サークル「A2-WiNG」制作の「DQ SLG HAREM V」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容



同人誌の説明
歴代のヒロインたちが集まる、国家総戦力戦の地域制圧型シミュレーションRPG。
大陸の片隅にある王国は、天然の防壁に守られ、誰もが魔物の侵略を恐れずに暮らしていた。
その王国を治めるのは、魔物使いの青年。ある日、富豪とその娘が彼を訪ねてきて、迫り来る危機を伝える。
青年は、滅びゆく世界の運命を変えるため、少女たちと共に大魔王軍に立ち向かう決意を固める。
彼の名前はトン○ヌラ。長い間魔物に囚われていた過去を持つ彼は、民の一部から「童貞王」と呼ばれている。
大魔王軍には、闇、暴君、虚夢、憎悪、邪教、破壊、地獄という7つの邪悪なる勢力が…。主人公や少女たち、邪悪なる者たち、魔物たち、兵士たちが交錯する物語が展開する。
●体験版
「製品版より恐ろしい幻の体験版の世界ver」
体験版の世界では、ある魔王が本気で世界征服を企てている。ただし、セーブデータは製品版では使用できない。
体験版にはデモムービーファイルも同梱されていて、詳しいゲームシステムは「manual」フォルダのindex.htmlでチェック。
★少女との絆の深さでエンディングが変わる!
★Hイベントの回想あり(全27種類)
★周回するごとに特別なアイテムが増える!
※音声はHイベントシーンのみ。
————————————————————————————
最新バージョンver004
「omake」フォルダを追加。
好きなタイミングでパッチを同時に当てることができる。
※Hイベントシーン全開放。
※クリア情報が5回になり、ゲーム開始時に国家予算が増える。そして幸せの靴×5個が貰える!(毎ターン兵士の上限が増加)
同人誌の感想
悪くは無いけど・・・・
地域制圧型SLGに慣れている人にはちょうどいい難易度だけど、初心者にはちょっと厳しめ。初心者救済のためのomakeパッチがあるけど、使っても初期資金が4000万Gと「幸せの靴」(5つ)がもらえるだけじゃ、楽にプレイできるわけではない。
資金の面では、ルイーダの酒場の建築費3200万Gを考えると、大した額じゃないってわかるよね。装備していると、1ターンごとに兵士が5人~10人ランダムで増えていく「幸せの靴」だけど、積もるまでが時間かかるんだ。
詰みイベント(強ゲームオーバー)が3つあって、特定ターンで条件を満たしてないと即アウト。最初の詰みは20ターン目に発生するから、そこまでの余裕はあるはずなんだけど。最後の詰みが96ターン目にあるから、どうしても急かされる感じになって、最適解を求めるプレイになりがちなのが残念。
特に中盤以降は運が絡むことが多くて、これを避けるには地道にレベリングするしかない。このゲームを88ターンでクリアしたけど、それを余裕と見るかどうかは人それぞれ。
登場するドラクエキャラたちは、ランス作品のキャラに影響されてるから、原型があまりない感じ。全体的にロリ声ってのも謎。
Hシーンはビアンカ・フローラ・マーニャ・ミネア・バーバラ・ムーンブルク王女・アリーナ・ゼシカ・女勇者が各3種で合計27種類。フェラ、挿入、他のパターンがあって、主人公以外のキャラとのシーンもあるよ。ミネア・アリーナのHシーンは主人公が挿入してないし、ヤられるシーンもある。実用性はお好み次第で意見が分かれそう。Hシーンを期待して買うのはリスク高め。
全体的に作業感が強い作品かなと思った。キャラの個性も「ランス」シリーズをパロってる感があって、オマージュとまではいかない印象。プレイ時間は15時間ほどだけど、楽しいというより、頑張ればクリアできるからもう少し続けるか、みたいな気持ちだった。
準名作になりそうで、なりきれない凡作だなって感想。
最適解を見つけるゲーム
鬼畜王ンスのパロディ作品だけど、システムは結構違う。隊長システムが無かったり、レベルアップの関係で4人固定PTになりやすかったり、戦闘はお祈りゲーになりがちだなというのが個人的な感想。
**良かった点**
慣れればそれなりにクリアできるようにはなるし、相手の方が基本的にレベル高いからレベル上げはそこまで苦痛じゃなかった。救済措置もあるらしく、苦手な人にも配慮されているみたい(詳細は使ってないから不明だけど)。都市開発は少ないけど面白くて、もうちょいボリュームが欲しかった。ステータスをP振りで鍛えるのは結構楽しいけど、振りミスると詰みかねないから注意が必要。俺がDQ?と鬼畜王が個人的に好きだから、その題材が嬉しかった。主人公が魔物使いってのも面白い。
**悪かった点**
鬼畜王にあった隊長システムが無いのが残念。あれが一番好きなところだったから、ちょっとがっかり。じっくりやりたい人にはあまり向いていないし、最悪詰むこともある。システム的にメインで戦わせているキャラ以外は空気になりがちなのも気になる。自由度もあまりなくて、序盤・中盤はほとんどルーチンワークに感じちゃう。難易度が高めで、セーブ&ロードの多いお祈りゲーになってるのもたまに面倒。後衛にも敵・味方両方の物理攻撃がバシバシ通るのは驚き、前衛盾の意義が問われるよね。戦死判定もシビアで、一度敗北するとゲームオーバー&詰みが普通。
クオリティ自体は同人ゲーとしては高い。絵も可愛いし上手だし、戦闘は体験版をやっておくのが良さそう(主人公の性格なども含めて)。鬼畜王と同じ感覚でやると、システムの違いにちょっと戸惑うかもしれない。