2018年2月9日発売、サークル「床子屋」制作の「Saint Foire Festival リチルディス 総集編」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容




同人誌の説明
中世ヨーロッパを舞台にした「Saint Foire Festival」シリーズの特別総集編が登場!これはシリーズの3・4・5に新たなエピソードを加えた、240ページもの超ボリューム。物語の魅力がぎゅっと詰まった一冊です。サークルは床子屋、作家は鬼頭えんとheizoが手掛けています。想像を超える冒険と濃厚な人間ドラマが繰り広げられるこの作品、ぜひ手に取ってその世界に飛び込んでみてください!
同人誌の感想
純愛と寝取られを両方楽しめる至極の1作!
シリーズの3作目から5作目をまとめて、加筆した総集編です。
今回も新たな主人公兼ヒロインのリチルディスを迎え、シリーズ初の3話構成となっています。
リチルディスは純粋な心を持った箱入り娘で、性の知識はゼロ。彼女は伯父によって貴族の花嫁にされ、初対面でその貴族によって純血を奪われます。しかし、彼女はその痛みを「気持ちが悪い」としか理解できないのです。
毎晩、貴族に抱かれ続けるリチルディス。一方、貴族の命令で彼女の補助役を担うゴーウェンは、実はリチルディスに恋をしています。心を閉ざしつつ彼女のそばにいるゴーウェンの姿が切ない。
この二人の関係がどう展開するのかは、ぜひ読んでみてください。
ただリチルディスは、好きな人と幸せになりたいと思っているのに、ゴーウェンは彼女が貴族の花嫁になるために苦悩しています。
結婚式が迫る中、大きな事件が起きて二人の運命を揺さぶる事態になりますが、それも実際に読まなければ面白さが半減します。
この作品の魅力は、高い画力に加えて、濃密なストーリーとしっかりと作り込まれた登場人物たちです。過去作に登場したキャラクターたちの絡みもあり、物語が同じ年代で繋がっているのがわかります。
同じ聖なる祭で生じた出来事は、物語に深みを与えているように感じます。
女性向け作品ですが、凌シーンは男性でも満足できるような過激さがあります。また、ラブストーリーとしても引き込まれ、リチルディスとゴーウェンの恋の行く末にドキドキしながら楽しむことができます。
過激な寝取られの描写がありつつも感動的なラブストーリーは、男女問わず楽しめる至極の作品です。
一度読まないと損です。サンプルを見て少しでもいいと思ったら、迷わず購入をオススメします。
読めば確実にハマるでしょう。
リチルディスは本当に可愛くて、ゴーウェンは静かで男らしい魅力を持っています。
ブサイクで毛深い貴族の醜悪さが際立つ中、純愛と寝取られが同時に楽しめる作品です。
余談ですが、この作品は実用性でもかなり優れています。
最高に哀しいけれどハッピー(号泣しました)
エロまんがでストーリーがこんなにしっかりしてる作品、なかなかないですよね。
素晴らしい内容なのに、心理描写や画力がすごくて、感情移入が半端ないです。主人公の二人が辛い思いをするシーンは、読んでるこっちまで辛くなっちゃいました。
リチルディスは可愛いし、ゴーウェンは寡黙でカッコいい。もうこのカップルが好きすぎて何度も読み返しています。
エロ漫画なのに、純愛の要素が強いんですよ。それに時代背景や当時の人たちの生き方に引き裂かれそうな二人にハラハラさせられて、本当に引き込まれます。
ただ、かなり辛い描写もあるので、その点は要注意です。(でもそれだけ作家の力量がすごいってことですね)