2016年11月28日発売、サークル「Pハーブ」制作の「遠ざかる君 ここにいる僕」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容




同人誌の説明
■作品概要
喪失感と悔しさがテーマの片思いNTR。主人公の幼馴染・ヒロインは、チャラ男に心を奪われ、二人の日常は次第に崩れていきます。
物語は主人公とヒロインの視点で交互に展開。主人公の視点では二人の会話や彼の苦悩が描かれ、ヒロインの視点では学校での友人たちやチャラ男との関係、さらにはエロシーンが描写されます。
性の目覚めから様々なプレイ、種付け、妊娠まで、チャラ男とヒロインの深い関係を眺める主人公の苦悩が中心です。性行為を経験できない主人公の精神的苦しみは、感情移入を促します。
暴力的な要素や極端な性格の変化はなし。ヒロインはチャラ男との関係では、普段見せないセクシーで欲望あふれる一面を見せます。孕ませや中出し、トロ顔といったグラフィックもあります。
エロシーンの前後には、日常のキャラクター描写やストーリーがしっかりと組み込まれています。
・主人公とヒロインのほのぼのとした日常会話
・チャラ男たちとの友人たちの会話
・ヒロインと友人のエッチな相談
・主人公の一人のシーン
これらが基本の4場面。エロシーンはヒロイン視点で進行し、様々なプレイが満載。顔面騎乗、フェラ、アナル調教、コスプレなど、刺激的な要素が盛りだくさん。また、一部には主人公視点の覗きシーンもあります。
ヒロインは処女の頃の純粋な会話が、経験を積むほどに変化し、チャラ男との絆が深まるにつれてビジュアルも洗練されていきます。彼女との距離が遠くなる感情もリアルに味わえます。
■容量
エロ:基本23枚+シーン差分、非エロ:基本5~6枚。テキスト差分が非常に多めです。
■ストーリー
幼馴染の彩は主人公に懐いて育ちましたが、彼女はこの数年で女らしく成長。二人は近所の喫茶店で過ごす時間を大切にしていました。でも、主人公は彼女への恋心に気づきつつも、現在の関係を壊したくなくて、踏み出せずにいました。
そんなある日、彩に近づく男たちが現れる。恋愛に奥手な彼女は混乱しつつも、友人の由佳の影響で彼らとの交流が始まります。主人公は不安を抱えながらも様子を見ることにしますが、彩の変化に気づき、苦悩の日々が始まる…
同人誌の感想
よく抜けるntr
ntrというか、典型的なbssだけど、すごく抜ける。絵はそれほどでもないけど、文章や作者のシチュエーションへのこだわりが感じられて、かなりの傑作だと思う。個人的には、子どもを産んだ幼馴染がチャラ男と子どもを護るために売春しまくってお金を稼ぐビッチになり、主人公のところにお金目当てでセックスしに来て、泣きながらセックスするみたいな続編も見てみたい。さらに、主人公が「僕が君を助ける」って言ってるところで、実は「私、AVデビューが決まった」みたいな、母乳AVを見せてくる、もっと絶望的な続編も期待したい。
せつなく悲しい
作家になりたい夢を持ち、それを応援する幼なじみの少女との関係が描かれています。主人公が海岸で彼女を強引に連れて帰ることで、幸せな日常が続き、二人は密接な関係になるはずでした。しかし、主人公の気遣いが彼女を一人にさせてしまい、その結果、関係が崩れてしまう展開は心に響きます。
チャラ男の存在が少女に影響を与え、彼女が性的な快楽を得るほど主人公への感情が薄れていく様子は非常に巧妙に描かれています。チャラ男は少女を手に入れて、自らの勝利を主人公に見せつける姿が印象的です。さらに、少女が主人公に「恋愛対象ではない」とハッキリ言うシーンも、彼にさらなる絶望感を与えます。
彼女が主人公の唯一の支えであったのに、チャラ男に奪われてしまい、孤独に陥る姿は心が痛むほどです。少女の喪失が彼の夢を諦めさせる大きな要因になっているのではないでしょうか。
夏の海沿いの緩やかな坂を自転車で登るシーンの冒頭とラストの対照が、特にせつなく感じます。冒頭では少女との幸せな時間が描かれ、ラストでは彼女がいなくなった後、寂しさに包まれながら一人で泣きながら登る様子が強く印象に残ります。そのシーンで浮かんでくる少女・彩の影が、余計に悲しみを強調しています。
少女・彩の魅力的なスタイルや、性交シーンにおけるエロさと可愛さのバランスも、とても魅力的です。
主人公の立場を考えると、過酷で悲しいストーリーであることが実感されます。そして、わずか一年間で彼と幼なじみの少女の幸せが崩れてしまう様子が、なおさら哀しみを深めます。
NTR好きにはいいのだが
内容的には定番の主人公がヘタレな寝取られもの。でも、今のところ寝取られる展開が続いていて、ちょっと胸糞悪くなるのもお約束になってる。だから、ぜひ分岐を作って、主人公が勝つルートも用意してほしいな。そうすれば、個人的には文句なしで5つけられると思う!今後に期待してます。