2016年10月7日発売、サークル「四畳半書房」制作の「ゆりかご売りの妻」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容




同人誌の説明
家計の足しに手を出した投資が、ユキノを予想外の借金地獄に引き込む。36歳の彼女、夏瀬ユキノは、家族にその事実を隠しながら、さらに追い込まれていく。借金取りの男との出会いが、彼女の運命を変えてしまうのだ。彼は優しくも残酷な方法でユキノを取り込み、彼女のカラダを利用して返済を迫ってくる。果たして彼女は、この恐ろしい状況から逃れることができるのか?果敢な人妻の壮絶な物語が今、始まる。
フルカラーコミック47ページの衝撃。
同人誌の感想
四畳半書房さんは喘ぎが良い
あっ
ひゃっ
うぅっ
この声が最高。
特に好きなのは『いけにえ』シリーズのユリエさん。
顔を歪めながらの「あひゃっ」
これには本当に心を奪われる。
ふむ・・・
画力は間違いなく高いですね。
あとは、作者の思想と読み手の感覚が合うかどうかがポイントかな。
個人的には、悲壮感がかなり強かったおかげで、エロスというよりは違う感情に浸ってしまいました。正直、心が痛かったです。
プレイ内容には「ほほぅ」と感じる部分もありましたが、結末まで単純に楽しめる作風ではないので、購入を考えている方は注意した方がいいかもしれません。
背徳感より凌感が強い
借金妻をテーマにした作品。投資で失敗して、借金を重ねていく様子が描かれています。設定自体は面白いのですが、借金取りとのセックスは凌感が強すぎて、逆に背徳感が薄れてしまい、ちょっと物足りなく感じました。後半は人妻人身売買組織の話が展開しますが、極端すぎる印象も。この流れなら、借金取りの言うように風俗で働かせればいいのにと思ってしまいます。
やっぱり、人妻が自分の意思で身体を売っていく過程が重要だなと感じました。想像できないような状況を描くことも大切ですね。絵は綺麗で、抜きやすさも評価できるのですが、全体的に過激さがちょっと控えめで、総合的にはあまり高評価にはならないかもしれません。
孕まないのかよ
もう孕むしかない売春行為までしたのに、「続く」みたいな終わり方はあんまりだわかってたら買わなかったのに。
新作の必要が感じられない
単体作品として見るとクオリティーは高い。
でも、この作者さん、腕は良いんだけど、「起承転結」の「起」しか描かないのはどうなんだろう。「母娘の檻」は続編が出て承まで行ったけど、「いけにえの母」は序章のみ。実際、この作品は処女作「いじめられっ子の母」のリメイクで、ボリュームが倍以上になったのに、ストーリーはほぼ同じ場面までしか進んでないまま、続きも1年以上出てきていない。他の作品も単発のみで、どれもヒロインが不幸な状況に陥り、1、2回陵されるところで止まっている。
そんな中、全く新しい作品が出るならまだしも、似たような人妻陵の新作を出すと、内容がよくてもマンネリ感は否めない。
また、本作は作画が巧いものの、描き慣れたせいか省エネな部分もちらほら。特に塗りは「いけにえの母」の前半が素晴らしかったのに比べて簡素に感じるところが目立つ。特に表情の部分が省略されているのがもったいない。その点、身体の方は丁寧な塗りのコマが多いけどね。
実力は間違いない作家だけに、慣れから来る省エネ感がどうしても印象に残る。ボリュームは少なくて、今の絵の巧さには及ばないけど、一コマ一コマが丹念に描かれていた処女作の魅力を取り戻してほしいと思う。
一年間待ったわりには
たいしたボリュームではなく、ヌキ所も少なめ。展開もありきたりで、正直期待外れ。いけにえの母を先に完結させてほしいな。
作画のクオリティとマンネリ感について
作画に関しては、ちょっと手抜き感が目立っていますね。特に顔の描写が気になっちゃう。肌のトーンも荒れていて、もう少し自然に見せてほしいです。下着のデザインも、もう少しエロさを追求してほしいところ。元々の素材はいいだけに、ちょっと頑張ってほしいな。
全体的にあっさり。
物語や絵は本当に素晴らしい。だけど、各パートがちょっとあっさり終わってしまうのが気になるかな。「便所」シーンはもう少し長く引っ張ってほしかったなって思ったりもする。もし続編があるなら、今回は少し物足りなかった部分を掘り下げてくれると嬉しいな。あとがきで新作を書いてしまったという話があったけど、他の作品の続編も楽しみにしてる。