2016年8月3日発売、サークル「ディーゼルマイン」制作の「お嬢様催●〜高貴な少女たちを好きなだけ調教しよう〜」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容



同人誌の説明
歴史ある名門校に通う主人公は、権力を持つ王族や財閥のお嬢様たちにイジメられる毎日を送っていた。しかし、ある日、催眠術の力を手に入れたことで物事は一変。気付かないうちに、彼女たちは主人公の思惑に操られていく。復讐の幕が開けるのだ。
主人公は、少しばかりの金と権威で名門校に通うことになったが、その初日を除けば特別感は幻だった。キャンパスには、豪華な家柄の子どもたちしかいない。その中で、自分が底辺であることを痛感する日々が始まる。
勉強も運動も平凡な主人公は、瞬く間にお嬢様たちの標的となり、蔑まれる日常が続く。心の中で復讐を誓いつつ耐える日々、そんなある時、図書館で古びた書物を発見する。そこには催眠術に関する実践レポートが記されていた。
「もしこの術を使えれば、あのお嬢様たちを手のひらで操れるかも……」そう思い、主人公は本を読み進め、『音』を使った催眠術を習得する。
半信半疑ながら試してみると、驚くべき効果を感じる。ここから主人公の快楽に満ちた復讐劇が始まる。
登場人物たちも個性的だ。王族のお嬢様、クリスティーナは、美貌と権力の象徴。彼女の高飛車な態度には理由がある。次に、財閥の令嬢リーゼロッテ。外見は可愛らしいがその性格はサディスティック。最後に、毒舌で冷徹な五條沙月。彼女は主人公を蔑むが、家庭の事情を背負っている。
さあ、主人公の復讐がどのように展開していくのか、目が離せない!
同人誌の感想
催による支配
いじめられてきた主人公が催眠術を得て、女性たちとの関係性を探る物語。序盤は心身の苦悩が強く描かれ、読後感が重くなりますが、主人公が自分の力を理解し使い方を考え始めると、物語は爽快さを帯びていきます。復讐というより、倫理と成長を軸に展開が動くのが印象的。特に良いのは、女性たちが身体の支配ではなく心の動きを読み合う形で関係性を築く描写で、彼女たちの葛藤と葛藤を抱えながらも前向きに進む姿がリアルに描かれている点です。催眠術をテーマにしたゲームとしても、おすすめできる作品です。
若干の消化不良
催技術を手に入れて堕とそうとする意図は、いつもの催シリーズを踏襲している。ドイツっ子のストーリーはなかなか好みだったが、他の二人のストーリーは消化不良だった。手に入れた権力の描写があまりなかったように感じる。また、エクストラもいつも通りのハーレムではあるが、卒業式というシチュエーションはそれほどインパクトがなく、堕としたものたちと徹底的に楽しむ以前のようなものを期待していたので、いまいちだった。また、前作同様攻略が前作以前のように一直線ではなく、本命の王家の血筋の者を堕とす際の攻略手順が若干手間だった。一応攻略は、他の二名を堕とすような選択をすれば、大丈夫なことを記しておく。正気を残したままで、すことに抵抗がない人なら買ってみるのもよいかもしれない。