2025年10月27日発売、サークル「オタクビーム/大塚まひろ」制作の「『倉田有稀子の告白』番外編 伊藤有稀子の週末」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容





同人誌の説明
こんにちは!サークル『オタクビーム』の大塚まひろです。
本作は、既刊『倉田有稀子の告白』シリーズの番外編。時系列は本編の第三話の終盤からエピローグに至るまでのストーリーになっています。
表紙込みで70ページ(表紙はカラー、本文はモノクロ)。本編のシリアスな雰囲気とは少し異なった感じになっていますが、楽しんでいただけると嬉しいです。
それと、今さらですがXとPixivを始めました!今後の活動予定などをアップしていこうと思っているので、ぜひチェックしてみてください。
[X(旧ツイッター)] @Otakubeam_X



同人誌の感想
まさかこれ一般販売するのか
もともと一部の同人売りだったのが、今回はFANZAでのお目見え。前作の倉田有稀子の告白三部作から2年以上も経ってしまい、待たされた感は否めません。
今作に関しては、三部作での問題だった2話目の犯罪者の扱いについて言い訳が入っている印象。登場人物たちは相変わらず被害者を軽視していて、反省の色がなし。特に元旦那の「男性不妊」に全力で逃げているのが気になります。
旦那との関係が冷却している中で、「許してあげよう」と思うところがあり、でも実際は相手も傷だらけで居心地が悪い様子。だからこその「開放してあげたい」って発言が出てくるけど、なんか誤解を招きそうな表現です。
結末に向けて話をまとめにくいのは分かるけど、後のフォローが最低。前作が不妊の旦那との離婚を描いていたのに、番外編では中田氏の昏レ〇プ後の話。しかも犯罪者との交流の中で、「孕ませちゃったらもうヤレないし」なんて言い出す主人公が受け入れているのが不思議です。加害者の意見ばかり通して、被害者の声は無視。これってフォローというより、旦那へのセカンドレ〇プじゃないの?
死んだ妻と主人公を重ねるのはいいとして、なんでその役割を主人公がするのか、それが許されるのかも疑問。慰謝料もらってる間に何してたのか、正直心情が難解すぎて、話が進むにつれて映像だけ流し続けている印象。結局、あの電話は何だったの?
これで完結ってことだけど、成り立たない会話を続けるよりは、旦那の話で終わらせた方が良かったんじゃないかなぁ。そうすれば、シリーズ全体が告白による「会話」として成立したかもしれないのに、本当にコミュニケーションって大事だと思わされる。
まさに番外編・・・
それぞれの物語が面白いですよね!
イイ感じの関係性と、それぞれが気づいた現実が見事に描かれています。
深さを感じました。
この続きが是非見たいです!