2019年6月28日発売、サークル「間琴しや架」制作の「隣人に抱かれ続けるということ」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容





同人誌の説明
宮野彩(27)と夫・陽一(28)は、ちょっと土地勘のない郊外の住宅街に引っ越してきたばかりの転勤族。
専業主婦の彩は陽一を愛しているけれど、仕事で忙しい彼との性生活はどうもパッとしない。ちょっとした孤独と寂しさを抱えながら、日々を過ごしていた。
そんなある日、隣人の武田と出会う。見るからに好々爺の彼は、地域のことや料理を教えてくれるおじいちゃん的存在。彩はすっかり心を許し、夫の不在時にはついつい家に入り浸る仲に。
「ていうか…男だよ?一人暮らしだよ?」
「大丈夫だって!おじいちゃんだもん!」
陽一の心配をよそに、屈託なく笑う彩。
そして、陽一が三日間の出張に出かける日がやってきた…。完全に信頼しきっている彩の豊満な身体に、隣人のいやらしい毒牙が徐々に忍び寄る…!
本編50ページ、モノクロコミックです。
同人誌の感想
日常の延長にある非日常に人妻は溺れるものだ。
気を許した男に心を開く女性は多い。特に人妻となれば、セックスのチャンスもスリルもそうそうないからこそ、誘惑に引き寄せられることもある。
安全なスリル、つまり浮気を求める人妻の心情に焦点を当てたドキュメンタリー風で、なかなか興味深い仕上がりだ。
同じ部署で働くしおりさん(40)は、どうやら夫には満足していないらしい。彼女の濡れた瞳と赤ら顔は、他の男性に身を委ねている証拠だ。
欲望に身をゆだね、荒々しく扱われることで、彼女もまた新たな自分を見出している。
発端は、作者の作品のように夫の出張だったということ。
2泊3日の自由な時間を過ごしながら、互いの身体を求め合い、気がつけばその行為はどんどん大胆になっていった。
今では、彼女は未体験の快楽に挑戦し、飲んだことがないというその体液に口をつけ、安全日には躊躇なく中出しもしている。さらに初めてのアナルも試みたりして、隣人との関係はこうして深まっていくのだろう。
寝取られ
この作者らしい展開だけど、ヒロインが堕ちていくときの表情がすごく良い。
あと一歩
シュチュエーションや内容が王道であることに惹かれましたし、心の声の表現も好きでした。
ただ、終わり方がちょっと残念でしたね。個人的には、想像を掻き立てるエンドよりも、最後までしっかり描いてほしかったです。
あの人妻が結局自分から訪れた後、どんなプレイをするのか、どんなふうに乱れるのか、ぜひ知りたかったです。
もし後日談があるなら、旦那を愛しつつも隣人との禁断の関係をやめられない!みたいな感じで描いてほしいなと思います。
もっと売れるための改稿案
パーツがエロいし、NTR作品としての読み応えもある。でも、何かが足りない。では、間琴しや架に足りない部分は何か?おそらくは読者との駆け引きだろう。そもそも彩が隣人の武田と仲良しという設定は必要だったのか?そして、旦那との本番も必要だったのか?個人的にはどちらも不要だと思った。彩は、むしろ隣人の武田を警戒しているくらいの方が良かった。じゃないと、最初から武田と関係を持っていたようにも読めてしまうからだ。もちろん、そうではないと読めばわかるが、初対面の彩がメス豚に見えるのは損だ。警戒させるとなれば、武田の自宅に気軽に行く必要がなくなりはするし、スマホの操作を教えるという話がなくなってしまうが、どうせ薬の力を使うのなら、町内会の件とかウソの理由を作って彩を強引に誘い込むべきだった。さらに旦那とはレスでご無沙汰という設定にすべき。とにかく彩というキャラクターの女としての価値を下げる前フリは一切いらない。ゆるいキャラクター設定だと落差が出ないため、メス豚感はゼロにすべきだった。彩が抵抗を試みるシーンも弱い。全裸のままで武田を説得する場面があってもいい。冷静なやり取りがあるだけでも興奮する。このあたりが改良されたら、もっと売れるし、もっとエロくなる。