2017年1月20日発売、サークル「四畳半書房」制作の「シンマザBitchのレイカちゃん序」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容
同人誌の説明
自宅で売春をするレイカ。客としてやってきた童貞オタクに心を開くうち、彼女は過去の辛い少女時代を語りはじめる。B5フルカラー、本文28ページ。冬コミC91で出した同タイトル同人誌と同じ内容です。完結していません。続きは未定です。描写は、金髪のビッチとの場面と少女時代の回想がほぼ半々のボリューム。
シンマザBitchのレイカちゃん序
コミック
同人誌の感想
向き不向きはあるけど
このサークルらしい作風で、えろえろな場面を楽しみたい人には向いていると思います。悲壮感あふれるヒロインに心を燃やす方にも刺さる内容だと感じます。ただし、心優しい純愛志向の人だと泣いてしまうかもしれないので要注意。
このくらいの作風だと批判的に受け取られることもあるかもしれませんが、そういう意味ではなく、高い画力の前に思いがけず心を動かされる可能性も十分にある作品だと私は思います。
良いのに何故か
四畳半さんの作品の中でも、かなり内容がいいのに売上がイマイチなのが謎。あまり売れなかったせいか、続編がなくて、鬼畜おやじ教師の本領発揮がこれからって感じなので、読みたくて仕方ないのが残念。
シンマザになった経緯も読みたい。
ビチ子の話とリンクしていそうな場面もありましたが、別のお話ですかね？序があるようなので、破や急の連作もあるのかと期待してしまいます。もしあれば、ぜひ読みたいです。
成人設定に置き換えた感想
今までの四畳半書房さんとはテイストが違い、前半は和姦、後半はヒロインが過去に経験した性的搾取の回想です。大人同士の関係を描く方向性をきちんと押さえているので、過度な逸脱というほどではありませんが、大人版はおとなしい印象です。絵は本当にレベルが上がっていますが、過激さの点では和姦を取り入れた分、過去作ほどパンチはないかもしれません。過去編の展開や売春描写も悪くはないのですが。コマ割りは少し雑で、一枚絵のCGを無理やり漫画風にした感じで全体がゴチャつき気味。これなら素直にCG集の方が良かった気もします。序章として続編を匂わせていますが、現状は続きは期待薄。成人同士の物語として完結させるのが良さそうです。
今後の展開について
絵のタッチが好きなので、続きが気になる。前半は現在のシンマの話で、オタクの人ともすぐ打ち解けていく感じ。過去話へと移っていく展開も見たいし、過去の出来事を通じて彼らの関係が深まるといいな。過去編が一区切りしたら、シンマとオタの絡みが本格化して、童貞オタが依存してくる展開もあってほしい。Hシーンでは、シンマの心の声が童貞オタの驚きにどう反応するのか、そこもポイントになりそう。