2024年2月23日発売、サークル「だぶるす*こあ」制作の「楽園のクニークルス」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容






同人誌の説明
【ロボで戦え! 巨獣を狩れ! ヒロインと共に繰り広げる搭乗型ロボットRPG!】
敗北エロなし・NTRなし! ヒロインには個別エンディングあり!
▼ストーリー▼
近未来、無限のエネルギー『アカーシャ粒子』の発見により、飛躍的に進化した世界。しかしそれと同時に現れた『巨獣』によって、人類は生態系の頂点から転げ落ちることに。人々の生存圏を守るのは、巨大人型兵器『外装』と、それを駆る『傭兵』たち。
過去の事故で、アカーシャ粒子の適性を失った主人公。外装に乗れなくなり、自らを『欠陥品』と扱い、世捨て人のような放浪生活を送っていた。
そんなある日、彼は一人の少女と出会う。彼女は外装技師を目指しており、亡き母の設計図を受け継いで、粒子を使わない外装を創り上げたが、それは時代遅れの『骨董品』と揶揄されていた。
『粒子を扱えない傭兵』と『粒子を使わない外装』。二つが出会ったとき、物語は動き出す。
「―――出撃だ、クニークルス」
▼Hシーン▼
オール和姦!
ヒロインたちに主人公以外とのHシーンはゼロ。
・フェラチオ ・手コキ ・足コキ ・オナニー ・パイズリ
・ソフトSM ・イラマチオ ・処女喪失 ・騎乗位 ・コスプレHなど、多彩なシーンが満載!
条件をクリアすれば、ヒロインとの複数プレイも楽しめる……!
※一部、断面図やアヘ顔の表現あり。
▼CG枚数▼
基本HCG:39枚+差分(アニメーション9シーン含む)
その他CG:40枚以上(立ち絵などを除く)
回想ルームあり。
▼体験版について▼
体験版のデータは製品版に引き継げます。(現在Ver1.10)
※本作品は「RPGツクールMV」で制作したものです。
同人誌の感想
某大戦好き一本釣り
だぶるす*こあだ。買え。詳しく書くと、これまでファンタジー寄りの作品を作ってきた開発陣が、いきなりボロンと出したロボットもの。とはいえ某超二足歩行機械大戦が培ってきた要素がそのまま出てるので、あの辺が好きな人には刺さるはず。謎エネルギーとか流行遅れの変な主人公機とかパイルバンカーとか美人メカニックとかスレたサイドキック枠女とか不思議パワー少女とかパイルバンカーとかどうしようもねぇ性格してるのに無駄に有能で憎めない男友達とかカットイン付き必殺技とかパイルバンカーとか。エロもあるのでソッチの意味でもネタで使われる意味でも「男の子ってこういうのが好きなんでしょ?」がみっちり詰まってる。どう嫌えってんだこんなの。
ストーリーは確かに上質。ネタバレ配慮で詳しくは書けないのでまぁ過去作の評価が高いあたりで察して、としか言えんが。
ヒロインは3人なのでFrom Frontierから入ると少なくね?と思うかもだが、1キャラ10以上のえっちシーンにイベント絵等も大盛りなので、ボリュームは過去作と同等にはある。
ゲーム部分は難易度で印象がだいぶ違う。一般的なRPGのようにレベル上げれば楽になるよ、という単純なものでもなく、装備は4段階強化で頭打ち、サポートキャラ(これがRPGの仲間キャラに当たる)は敵の強さに追いつくにしたがってレベルアップしなくなるタイプ。
イージー、ノーマルは順当に強化できていれば苦戦しない程度になっているが、ハード後半や終盤は相手を見て大量の装備からメタ張っていく形になるのでなかなか頭使う。
自分なりの最強装備作って遊ぶなら前者、某FFやカードゲームみたいな、強敵相手にアレコレやりたいならハードで、といった感じ。
あとはミニゲームで避けゲーや逆に体当たりで防ぐやつがあるがまぁ、ツクール製なので、そこだけ操作性は悪いな。これはツクールでアクションやろうとしてるの全員がそうなのでこのゲームだけの欠点ってわけでもないんだけど。イベントがマス依存だからしゃーないのもわかっちゃいるけども。
総評としては、ロボ好きに大手を振ってオススメできるRPG。先日某超大戦のYが発表されたし、その合間埋めにどうぞ。
あと作者というか開発一同の誰か、絶対〇ルト〇イゼン好きいるだろこれ。
全体の構成はまとまりがよく、キャラの立ち方も
全体の構成はまとまっていて、ボリューム感も十分。登場キャラは多すぎず、ひとりひとりの存在感もしっかりしていて読みやすい。
気になる点を挙げるなら、場面転換のテンポがこの年齢には少しきつい箇所があること。急な展開や挿入が連続すると息切れしやすいけど、全体のリズムをつかめば読み進めやすいと思う。
待望の新作
FANZA(旧DMM)上で約3年ぶりにリリースされた、だぶるす*こあの最新作。今回は、巨獣と戦うロボット、クニークルス(ラテン語でウサギの意味)が登場します。
今作のヒロインは、天才美少女エンジニア、親友以上・恋人未満の古なじみの傭兵仲間、そして、偶然出会った記憶喪失の少女の3人ですが、どこか普通ではない雰囲気があります。
バトルシステムはシンボルエンカウント&コマンドバトル形式。ミッションを受けて専用マップに移動し、目的達成を目指します。ほとんどのミッションでは敵殲滅が目的ですが、条件次第で追加報酬も得られます。マシンを強化しながら戦うスタイルで、主人公キャラの経験値はありませんが、ノーマルモードでは敵はそれほど強くなく、装備やヒロインの強化をしっかり行えば楽勝です。唯一、金策に苦労するかもしれませんが、随伴機が予想以上に活躍してくれます。
今作もグラフィックとシナリオの完成度が高く、主要キャラ以外のNPCたちにもそれぞれの人生が感じられます。エンディングは各ヒロインの個別エンドのほか、驚きの展開が待っているトゥルーエンドを含む4種類。ストーリーがとても緻密に構築されていて、最近プレイした同人作品と似た要素もちらほら。ヒロインたちは過去3作品へのオマージュのようでもあり、トゥルーエンドのシナリオはある作品のトゥルーエンドルートへのオマージュかもしれません。
魅力的なキャラクターと珠玉のシナリオがあり、同人ゲームでありながら心を打つ作品です(私も感動してしまいました)。総合評価は文句なしの5。お値段以上の素晴らしい作品です。