ものがたりのように

ものがたりのように コミック

2024年12月28日発売、サークル「なかにしゆうた」制作の「ものがたりのように」の無料ダウンロード情報です。

同人誌の内容

ものがたりのように
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同人誌の説明

姉の墓参りに向かった彼。288ページに詰まったのは、静かに燃える純愛と官能の瞬間。切なく、熱く、心を揺さぶるラブストーリーをじっくり楽しんでください。

同人誌の詳細情報

配信開始日2024/12/28 00:00
作者なかにしゆうた
作品形式コミック
ページ数288ページ
題材オリジナル
ファイル容量557MB
利用期限無期限
タグ巨乳 おっぱい 男性向け 成人向け 姉妹 女性優位 コミケ105(2024冬) 旧作

同人誌の感想

  1. 福岡聖菜

    エモい 描写が心に残る物語

    陳腐な言葉でごめんなさい。感想は「エモい」以外に思いつかなかったんです。ところどころの描写が本当に美しく、余韻が長く残りました。素敵な物語をありがとうございます。

  2. Kujira

    家族愛

    作者は以前から近親純愛ものを描いてきたが、最近はエロだけでなく物語性も重視しているようだ。しかも今回は泣ける方向に振り切ってきている。
    過去作にバッドエンドはなかったが、それでも購入してから読むまでに少し時間が必要だった。

    率直な感想は「そう来たか」だ。冒頭から墓参りに現れるヒロインという衝撃的な始まりで、ネタが明かされるまでは出現した姉を主人公が妄想や幽霊だと考えてしまう場面もある。だが真相が明かされると、「生きている/死んでいる/妄想か」といった違和感はきれいに払拭される。落としどころとしてはこれが一番いいのかもしれない。ご都合主義でもオカルトでもなく、ある意味で最も現実的な展開だ。

    ただし、そのぶん読後感に酸味や苦み、いや塩味と言ったほうが近いかもしれない。バッドエンドではなくハッピーエンドに近いが、ベストエンドとも言えない。だから万人に勧められるかは微妙だが、可能なら一度は読んでほしい。家族だからこそ紡がれた想いと思い出、その行き着く先を見届けてほしい。

    画風は変わらないまま画力が上がっており、かつてシュールで特徴的だったエロはややマイルドになって入り込みやすくなっているのも好印象。主人公とヒロインの顔を似せる工夫も効いていて、血縁感がよく出ている。処女描写があることで愛情表現が薄まらないのも良い。

    解説が欲しいという声があったので以下ネタバレ。

    主人公には姉と妹がいて、姉妹の仲はとても良い。自由奔放だった姉が急病で亡くなり、主人公は既に家を出ていたため姉の闘病を知らされていなかった。妹は兄(主人公)を愛していたが、兄の姉への想いを知っていたため、姉が生きているかのように演技して関係を続けようとする。やがて妹の演技は主人公にバレて妹は去ろうとするが、姉が残した「アホなメッセージ」に毒気を抜かれ、結局ふたりは離れずに終わる。

    姉が弟妹の想いを知っていたからこそ、あのメッセージを日記に忍ばせていたのだと思うと、奔放だった姉が自分の死後の二人を想う愛情に胸を打たれる。

  3. nanasi

    少し分かりづらいけど

    何度となくXに出てきていたので、導入部分は読んでいました。
    死んだ姉が墓参りに行くたび現れる。それも少しエッチな雰囲気で。
    ただそれだけだと思っていたけど、読むほどに奥行きが広がって何度も読み返してしまいます。
    マンガというより、絵のある小説みたいですね。
    自分の頭の中で一度分解して組み立てるみたいな感覚が必要かも。

  4. B2mama B2mama

    せつない

    非現実的なのに惹きつけられるほど美しい。眩しい過去の記憶がフラッシュバックして、言葉にできない感情が込み上げてきます。この作家さんにしか味わえない、独特の感動がありました!

  5. 岡田倫太郎 岡田倫太郎

    名作レベル

    作者は以前から家族愛をテーマにした作品を多く手がけている。今回は等身を少し高めにした絵柄なのかと深く考えずに購入したが、読み始めるとぐいぐい引き込まれた。

    おいおい、こんな傑作も描けるのかと驚きつつ、一気に没頭して読み終えた。良い作品に出会えたと心から思う。

    二周目は作者がどのように思考を巡らせてこの物語を組み立てたのかを考察しながら読んだ。読んで終わりではなく、その後も楽しめる時間が続いたのが嬉しい。

    個人的には、このクオリティの作品をこれからも描き続けてほしい。本当に出会えてよかった。

  6. かず かず

    物語に引き込まれる

    Xで冒頭が流れてきて、絵柄の美しさとその後の展開に惹かれて購入しました。エロ描写は多めですが、それ以上に物語の真実を知りたいという好奇心が先に立ち、どんどん引き込まれます。エロ自体も下品さはなく、むしろ芸術的な美しさを感じました。

    後半、姉の死の理由と目の前の誰かの正体が明かされていく数ページは、静止画なのにまるで動画を見ているかのような臨場感があり、本当に圧巻でした。

  7. 関西風

    そしてまるで運命だったかのように

    序盤、主人公のモノローグで姉を語るシーンがある。「姉は特別だった」「そしてまるで運命だったかのように」このあたりの語りが本当に凄まじくて、名文だと思った。bugbugの記事で知り、この一節で購入を決めたくらい。

    実際、期待をはるかに上回る出来だった。全体を通して独特の雰囲気があって、これはこの作家さんしか描けない世界だと確信させられる。個人的にはめちゃくちゃ刺さって、最後のオチに至るまでずっと魅了されっぱなしだった。これが作家性というものなんだなと改めて思い知った。

  8. いな いな

    超大作、もはやエロゲ級

    いつも作者の新作は見つけるとすぐポチるんだけど、今回は読み始めて早々にびっくりした。ページ数、多ッ!
    でもすぐ物語に没入して、気づけばあっという間に読み終えてしまい、逆に物足りなさすら感じた。
    読み終えたあとはじわじわと残る侘しさと、どこか物悲しい余韻。作者の作品にほぼ共通する圧倒的な「良かったねぇ」感が今回もあって、本当に良かった。
    冒頭から随所にピースが散りばめられていて趣向が凝っている。まさにエロゲのような構成と満足感。いい仕事だった。

  9. みにまむ みにまむ

    絵のタッチがちょっと大人向け

    いつものように兄(または弟)妹(または姉)くらいの気持ちで読み始めたら、思わず首をひねるような謎めいた展開に巻き込まれました。奇跡か夢かオカルトかファンタジーかって感じで、「ん、どういうこと?」と物語を読み解きたくなる。もちろん露骨なおっぱいや股おっぴろげといったお下劣描写もあるけれど、最初はエロより先に先の展開が気になって仕方なかったです。

    終盤で全てが語られると、エロ要素が薄くてもページをめくる手が止まりませんでした。物悲しい幕切れを覚悟していたぶん、穏やかな終わり方にはほっと一息。もう少し先まで続いて「やっぱ、ラブだよな」と深くうなずいてしまったし、エロシーンよりもただのお姫様抱っこにときめいてしまう自分に気づきました。絵のタッチが大人びているぶん、物語の余韻が残ります。

  10. ろく ろく

    奥行きのある作品

    繰り返し読むほど伏線や魅力に気づくたびにワクワクしました。
    文学作品並みの読み応えがあるせいか、途中のHシーンはお惣菜感覚で楽しめました(笑)。
    背景や風景の描写にメリハリがあって、絵柄も見やすかったです。

    物語とオチの関係で主人公たちの関係性をぼかしているのはいい工夫だと思います。

    一方で、幼少期の背景描写にいくつか不明瞭な点が残っているのが気になりました。H目的で買う人や難しく考えたくない人もいることを考えると、オチをほのめかす描写をもう少し散らしておくと理解がスムーズになると思います。

    ページ数から伝わる思い入れや構想、工夫が随所に感じられて、熱量・構成・絵柄どれも個人的には大満足でした。これからの活躍を楽しみにしています。

  11. 鈴木二郎

    これはもう文学。

    以前からそういう傾向はあったけど、今回はいよいよ芸術的な作風になってて、正直度肝を抜かれた。悪い意味じゃまったくなく、まるで文学作品を読んでいるみたいだった。いやあ、すごかった。抜けるかどうかって点ではそれほどじゃないけど、古き良きKey系のエロゲっぽい雰囲気があって、名作って言っていいと思う。

  12. 金魚埠頭

    誰に宛てた物語なのか

    読解力というより、自分の中で腑に落ちる解釈を見つける必要がありました。
    こんなにじっくり読み込んだエロ漫画は初めてで、何度も読み返してしまいました。
    本当に素晴らしい作品。次回作、楽しみにしてます。

  13. 志乃 志乃

    これはいいものだ

    「死んだ姉が生きていた」という導入から始まる漫画です。

    R18の描写はありますが、物語がしっかりしていて、しかも背景が綺麗でなんだか映画を観ているような感覚になりました。

    気になる人はぜひ手に取ってほしいです。

    ただ、前半のエッチの導入が唐突で思わず笑ってしまったのは惜しいところ。

    後半のエッチは導入がかなり良くて満足しました。

  14. ホロホロ ホロホロ

    最後まで読むべき一作。

    作品紹介どおり、姉のお墓参りから物語が始まる。読み進めると一瞬ミステリーかと思わせるけど、実はめっちゃ純愛の話。唐突な展開はなく、伏線もしっかり張られている。相変わらず心理描写が丁寧でぐいぐい引き込まれるから、用意したティッシュで涙を拭うことになる人もいるかも。

  15. 孔明 孔明

    愛読者たちへ

    愛しい人を喪い、過ぎ去っていくその中で、男女は互いを求め愛し合う。彼女たちの軌跡が丁寧に描かれ、一瞬の甘さと切なさを読者も一緒に味わえる物語だ。

    おっぱいボローンの誘惑や、思わず開脚してしまう大胆な描写が次々と出てきて、もう本当にエロい。直接的で笑ってしまうほどだけど、どこか切なさが残ってぐっと引き込まれる。

  16. ぐんまちゃん ぐんまちゃん

    すごい

    従来の作者さんの路線を踏まえつつ、今回はまた一段、いや数段進化している。いつもすごいものを描く人だと思っていたけど、今回は一皮むけた印象。

    ヒロインからは、これまでになかったような「格」を感じた。こうしたストーリー重視の作品を、これからもっと見たいと思った。