2020年11月13日発売、サークル「桂あいり」制作の「カラミざかり3」の無料ダウンロード情報です。
同人誌の内容





同人誌の説明
夏の騒乱が、もつれた四つの糸をあっさりほどき、容赦なく断ち切った。激流に呑まれ、抗えず日々は沈んでいく――それでも彼らは、新しい結び目を求めて彷徨う。絡み合う男女四人の、青く熱い季節がここに完結。『カラミざかり』が衝撃のBL漫画化!サークル・ズップスによる『カラミざかり if Boys Love』も要チェック。
2020年11月13日発売、サークル「桂あいり」制作の「カラミざかり3」の無料ダウンロード情報です。
夏の騒乱が、もつれた四つの糸をあっさりほどき、容赦なく断ち切った。激流に呑まれ、抗えず日々は沈んでいく――それでも彼らは、新しい結び目を求めて彷徨う。絡み合う男女四人の、青く熱い季節がここに完結。『カラミざかり』が衝撃のBL漫画化!サークル・ズップスによる『カラミざかり if Boys Love』も要チェック。
同人誌の感想
もはや文学
完結しているせいか、ストーリー展開は好みが分かれるかもしれないけど、それでも圧倒される完成度だった。NTR要素の描写や心理描写が巧みで、後世に残すべきNTR文学の傑作だよ。
AV化してほしい
アナル描写があるからAV化は難しいかもしれないけど、女優を替えてでもAVで完結してほしい。
賛否の分かれる名作
1話を読み始めたときは、この4人がくんずほぐれつしていく話だと思ってました。ところが読み進めるうちにそれとは違う気配が漂ってきて、最終話で思いっきり裏切られました。
賛否は分かれるだろうけど、個人的にはかなり満足。なんというか、文学的な締め方に感じられました。
里帆ちゃんは最初、何を考えているのかつかめなくて、ただ流されるまま興味の赴くままセックスに耽っている印象だったけど、大学生たちに開発されていく過程で「気持ちいい」と口にするようになる。その変化をじっくり描いているところが良かったです。
智乃ちゃんの嫉妬も表情でよく伝わってきて、表情や気持ちの揺れを描くのがとても上手い。高成は拗れたままかと思いきや、元々あった潜在的な性癖が開花してしまう。ラストのモノローグからの高成の表情は完璧で、最低な妄想を自覚しつつ満たされて勃起している、あの幸福そうな顔が最高でした。
人によっては徹底的に受け付けない終わり方だと思うけど、私はあのエモさの塊みたいなラストが素晴らしいと感じました。
本当に最高
なぜこんなにエロくて切なく描けるのか、本当に不思議でたまらない。続編が待ち遠しくて仕方ない自分がいるよ。序盤にエロさがぎゅっと詰まっていて、終盤に向かうにつれて物語が収束していく印象だったから、エロとドラマをもう少し散らしてくれたらもっと良かったな。
エロ漫画でここまで感情を揺さぶられたのは初めて
基本的に寝取られものは好みじゃない。でもこの作品は違った。
憧れの少女が少しずつ経験していく、いやらしい行為の数々。決して肉感的で視覚に訴える絵柄ではないのに、逆にその現実味が興奮をかき立てる。
そして最後に残るのは絶望ではなく、ひとつの愛の形だった。
エロ漫画でここまで感情を揺さぶられたのは本当に初めて。こんな名作が埋もれていたとは
隠喩の効いた描写がいい
どういうことかというと、冒頭で主人公が彼女に惹かれたきっかけがAV女優っぽかった点です。主人公は彼女と付き合いたいとか一緒にHしたいから好きになったわけじゃなく、彼女がHする場面に興奮したそこが始まりになってる。で、エンディングではそんな自分を最低だと自覚しつつ、それでも幸せだと締めるところが効いてる。
つまり、私たちが好きなAV女優を見て、自分がその場にいるように空想したり、寝取られやレイプ、強者男性に弄ばれるシーンや年上男性との絡みで興奮する部分を抽出して見せていると読めるんです。しかも、自分が彼女とやっているのに、好きなAV女優を想像しないと機能しないような連中に対して、ちょっと皮肉を混ぜているのも巧い。
個人的にはこのストーリー、かなり好き。生々しさが残るし、Hシーンの描写も生々しくて好みでした。
最高ですね!
批判してるやつらは100点を求めすぎだよ!
満たされない欲望や葛藤をどう消化するかは受け手の感性に委ねるのがNTRの醍醐味でしょ。この作者は他の作品でもそうだけど、心理描写の抉り方や構図のツボをよく分かってる。経験値に裏打ちされた表現なんじゃないかな。
テンポや間(タメ)をきっちり漫画として成立させつつ、隣接する非日常的なエロスもきちんと与えてくれる。ヒトリとあいりは俺的2大巨頭だね!
絵がエロい
大学生との3Pシーンの描写がすごく興奮する。セックスに目覚めた若い女性の色っぽい身体がよく描けている。ストーリーへの批判は多いみたいだけど、これはこれでアリかなと思う。初恋の子が散々やられるシチュエーションも興奮するし、完結してしまったのは正直残念。エロそうな竹内先輩とのセックス編を番外でぜひ描いてほしい。
なんだか切ない
妄想パートはあんまり抜けなかった分、無駄が多くてちょっともったいなかった。でもラストの切なさが『秒速5センチメートル』っぽくて、買ってよかったなと思った。シリーズを通していい作品だと思う。
汚れていく心理描写が見事!
飯田は処女喪失から現在に至るまで愛のあるセックスを経験したことがなく、ずっと男の性の捌け口にされてきた。それが「汚れ」や「穢れ」として負い目になっている。だからビッチ化して回数を増やし、「たくさんある最低なことの一つ」にして心の汚れを薄めようとしているんだよね。最低なら最低の方が紛れやすいと考えるわけだ。
そうして中年おやじの捌け口にもなっていくけれど、結局は心をごまかしているだけで、どんどん濃く汚されていくだけ。これはセックス依存に陥った女性の心理を見事に描いていると思う。
飯田を救う役目が高成に見える場面もあるが、飯田からすれば、たとえレイプされそうになったときに体を張って助けても、高成もまた自分をたくさん汚した一人(むしろ元凶の一人)に過ぎない。だから彼に恋心を抱くことはまずない。まずは心療内科を受診した方がいいだろう。ただ、もともと主体性が薄く新山に依存するタイプなので、担当医が男性だと体の関係に発展しやすいリスクもある
むしろ重症なのは高成の方で、憧れの相手をセックスで支配できなかったコンプレックスが歪み、完全に間違った異常性癖になってしまっている。今後の人生が本当に心配だ。
性癖は人それぞれだけど、何事も行き過ぎないよう、異常に発展しないようくれぐれも注意してほしい。自分も気をつける(ここにコメントしてる時点でアウトかもしれないが)。
予定どおり
飯田はやっぱりドエロだった。もっといろんなおっさんの玩具にされればいい。リアルな援助交際の女の子がいたら最高だけど、結局は金目当てなんだよなあ。
ハッピーエンド?
主人公にとってハッピーエンド?俺にとってもハッピーエンドだったよ。他の登場人物のスピンオフも楽しみにしてる。細かい希望はあるけど、ここまで自分の性癖に合う作品はなかなかなかったかも。
惜しい!
ほぼ最高傑作って言っていい出来。唯一残念なのは、マネージャーとの絡みがまったく描かれていなかったこと。ここがあれば、間違いなく究極の一作になっていたと思います。
知らないところで好きな女がされる~カラミざかり完結~
好きな相手が他人にされているのを見て興奮する、どこにでもいそうな冴えない主人公。
ヒロインの飯田は快楽に溺れてどんどん堕ちていく。
飯田が性の道具として次々と男たちに流されていく描写は胸に刺さる。
主人公は飯田と肉体関係を持てたけれど、現実には自分じゃ手に入らないような女をぞんざいに扱い弄ぶ男たちがいるという残酷さが突きつけられる。
NTRの枠にとどまらず、個人的には傑作だと思う。天才作家さんの次回作が待ち遠しい。
NTR最高!
ラストが結ばれるどころか、ヒロインのセックスの話を直接聞くだけっていうぶっ飛んだエンディングだった。でも絵柄が好みだし、シーンはちゃんとエロくて満足。次回作も楽しみにしてます。
もう一つの未来を想像したくなる
すごく興奮した。同時に、もしコーセーがすべての始まりの前に飯田に気持ちを伝えていたらと考えると胸が締めつけられて、さらに興奮した。最後に飯田がコーセーに向けた美しい微笑みを見せてくれたのが最高だった。
これは純文学である
素晴らしい。作者の挑戦には素直に敬意を表したい。
あらゆる高等生物に備わる性的欲求は、命をつなぐための根源的な力だよね。だからこそそれは強く、ときに暴力と結びつき、また抑制と美しいダンスを踊る。
ただ、人間は他の生き物と違って、種ごとに決まった踊りを持たない。
性的欲求は単なる暴力や抑制だけで片付くものじゃなくて、社会や宗教、倫理、文化とぶつかり合って、いろんな形をとる。そのぶつかる音を嫌って形に「正しさ」を求める人は多い。でも、人間の精神は自由で、むしろ「正しさ」という枷と擦れる音や、その衝突で生まれる光の色にこそ、人間が作り出す美しさがある。そしてその美しさを言葉にしたものが文学だと思う。
確かにマンガという表現は、いわゆる文学とは違う。しかも成人指定というだけで価値を軽んじる人もいるだろう。
でも、この作品が表現しているもの、読み終えたあとに残る性的な余韻それだけではない切なさやどうしようもない広がりこそが、私たちが「純文学」と呼んできたものと同じ質を持っていると感じる。
個人的にはいいと思う
賛否両論あるけど、個人的にはすごく気に入りました。主人公の性癖もよく伝わってきて、なるほどこういうオチか〜って納得できました。野球部のマネージャー先輩とのくだりはもっと読みたかったなと思います。続編を重ねるのは大変だったと思いますが、お疲れさま!素敵な作品をありがとうございました。
読み応えがあった
エロくて面白く、とにかく読み応えがあった。飯田の心情描写があまりなかったせいで、個人的には飯田にあまり魅力を感じられなかった。敢えてそうしているのかもしれないけど、もう少し内面が見たかったな。新山ちゃんのその後が気になる。幸せになっていてほしいなー。
文学的な面白さ。これは芸術だ。
桂先生の過去作『女神と暮らしてみた』は純愛ものだった。神様と人間が長い恋を重ねる、深い葛藤の物語だ。
しかし今回はどうだろう。『カラミざかり』では主人公の内面が表情からしか伝わってこない。むしろ、模範的な主人公像を築き上げて丁寧に伏線を張り、あえて鮮明な心理描写を省くことで、読者に感じさせる作りになっているように思う。
僕自身は大層な趣味に目覚めそうになったし、少なくとも一読者としてはまんまとやられた感がある。漫画的な手法を巧みに使い、エロスを前面に出すことで、僕の目も心も主人公と一体化させられた。実に素晴らしい作品で、墓場に入るその日まで大事にとっておこうと思う。
超大作!濃厚な人間ドラマ
待ちに待った完結編がついに登場。
2の終盤で出てきた大学生のサイコパス気味なヤリチンっぷりが最高でした。
1巻から通して読むと、最初は普通の高校生だった男女4人が、ふとしたきっかけで欲望に溺れていく過程が描かれていて、ある者はビッチに、ある者は寝取られ好きに変わり、友情すら壊れていく様子が非常に濃厚で、人間ドラマとしての質が高いと思います。
個人的にはスピンオフで以下の展開も読みたいです。
・野球部マネージャーとのセッス
・大学生との3P
・優しい彼氏がいるのに裏アカでのセッス
・イケイケ彼氏とのセッスとその部下との浮気
どれも掘り下げて描かれたら面白そう!ぜひ続編や番外編を期待しています。
寝取られ嗜好の男と性欲モンスターの女
主人公・高成が自分の中に眠っていた寝取られ嗜好に気づき、葛藤しながらやがて受け入れていく話。Vol.3は目覚めの回にあたる。
好きだからこそ湧き上がる怒りや悲しみ。その二律背反する感情が同時に存在することで、身悶えるような劣情を刺激される。高成視点で読むと心理的に結構重くなるが、その沈んだ感覚がたまらない人には最高だと思う。
ヒロインの里帆は一見おとなしく従順だが、性に対して強い好奇心を持っている。普段は余計なことを言わず自己主張もしないが、行為の最中には男心をくすぐる反応を見せる。恋愛感情めいたものをほとんど示さないので、セフレとして後腐れがなくとても都合がいい。傍観者的な視点で読むとダメージが少なく、絡みを純粋に楽しめるかもしれない。里帆が友情より性欲を選ぶってエロい。
Hシーンの描写はセリフや心の声が少なめで、そのぶん表情や絡みのアングルが丁寧に描かれていて濃密。汁の描写はほどよく見やすく、擬音が多めなのも臨場感を高めている。セリフがないと感情移入しにくい人には向かないが、没頭できればかなり興奮するはず。
ちなみに冒頭からいきなり50ページほど絡みシーンが続くので、読む前に前作をある程度追って心の準備をした方がいい。
それにしても智乃はこの物語の功労者なのに報われない。不憫だ。
圧巻のラスト!大傑作
なんて完成されたラストだろう。男女が自我を確立した大人になるまでを、抜ける描写で綿密に追っていて、官能小説としても文学としても楽しめた。面白かった〜!
愛を知ったからこそ憤れる
相思相愛のカップルが出てこないから、NTRと断定するのは違う気がする。高校生にドロドロの寝取られ話はあまりに非現実的で、笑ってしまう部分もある。片思いの相手・飯田がほかの男に抱かれることに欲情する山岸が、自分を最低だと認めつつその歪んだ性癖を育んでしまう結末に不快感を覚える人が多いようだが、そう感じるのは恋愛を多少なりとも経験しているからこそ湧く自然な感情だと思う。ただ、これは「カラミざかり」だ。恋愛感情より気持ち良さを優先してしまう時期に、スマホで気軽にAVが見られる現代では衝動が加速するのは当然だろう。女子が男みたいにサカることがあっても不思議じゃない。作者は意図的に恋愛描写をそぎ落とし、「ただ気持ちいいだけのセックス」に欠けているものを読者に気づかせようとしているように感じた。同級生の野村が新山の様子を見て「まあ、生きてりゃいろいろあるよね」と言う場面は、恋の苦しさを知る女性の素直な気持ちを表していて、個人的にはぐっと来た。いろんな意見を生むよう仕掛けた作者に、まんまとはめられたのかもしれない。これだけ多くの人が語りたくなる作品なのは間違いない、そんな印象だ。
辛いのにヌケてしまう、自分を試される作品
正直、衝撃です!
ここまで濃密な心理描写。つらいストーリーなのにヌケてしまう。心にモヤモヤが残って、考えさせられます。
あそこでこうしていれば、もっと早く想いを伝えていればと、いつの間にか感情移入してしまいます。
重要だと思うのは、飯田と主人公が絶対に二人きりでセックスしないこと。
思いを確かめ合ってしまうと、二人の距離感や関係性がハッキリしてしまう。だから物語としてはそれを避けたんだろうな、と思います。
でも、私のような読者はそれを期待して待ってしまいます。
そして最後、告白で気持ちが明確になるシーンで期待値は最高に上がる。でもそこで主人公が出した答えは、賛否が分かれるだろうな、というところ。
後味に賛否はあっても、ここまで考察できて「自分だったらどうするか」と思いめぐらせられる作品にはなかなか出会えません。だから星5つにしました
やっぱり傑作
1、2同様のリアルな描写で、今回も抜けます。コミック特有の行為中の淫語が少ないぶん、リアリティが増して好印象。NTRが苦手な人は買わないほうがいいという声もありますが、確かに苦手な人がこれを読むと目覚めてしまうかもしれません。後戻りできなくなる意味では買わないほうがいいかも(笑)
ストーリー展開もNTRものの着地点としてはほぼ満点だと思います。2までは金髪が自分の好きなように行為に耽るのと対照的に、黒髪は周りに流されて半ば肉便器にされているように見えましたが、実は被虐心が強いHな子だった、という掘り下げが良かった。さらに主人公が好きな人が寝取られることに目覚めてしまう(俗に言う「脳の破壊」)という救いのない展開も印象的。嫌々から快楽堕ちするというありがちな終わり方じゃなくて、個人的には好みです。
地味めな子がとんでもないヤリマンだったり、流されるまますぐ身体を許す子がいたり現実にもありそうなキャラ付けで、シリーズを通して完全なフィクション感が薄いのがすごく良かったです。
最後の高成のセリフが全て
1〜3巻を一気に読みました。1巻は若者のあふれる性欲を描き、2巻ではその要素をさらに細かく詰め、3巻では大学生との快楽に溺れる飯田と、飯田に想いを寄せていた高成の関係に決着がつきます。人を選ぶかもしれませんが、ハッピーエンドではない何とも言えない結末も、この作品らしさだと思います。途中はNTRっぽい展開ですが、ぜひ3巻の最後まで読んでほしいです。桂先生、素晴らしい描写をありがとうございました。
抜きどころは少ないけど、よく昂る
主人公も飯田ちゃんも、言い出せないことがある。奪われたのか、手に入れたのか。若さ特有の心と体の戸惑いに流され、みっともなく乗り越えた先で二人が見つけたものが、私にはとても美しく見えた。
ハッピーエンド
どういう落としどころになるんだろうと思ってたけど、個人的にはしっくりくる結末でした。
主人公がその状況に迎合してしまっているので、NTRやBSSの観点では刺さらないかもしれません。
抜きどころとしては最初の大学生とのシーンがピークだけど、完結編だから仕方ないかな。
作者さんも賛否両論と言ってましたが、自分は圧倒的に読んで良かったと思える作品でした。
素晴らしい完結、ありがとうございます!
和紀先輩が友達に寝取られるシーンが最高でした。寝取られる彼女のエピソードをもっと読みたかったです。桂先生の作品は電子書籍で買えるものはすべて購入済みです。心に刺さる描写をこれからも楽しみにしています。
号泣必至
とにかく泣ける。思わず号泣した。切なさが胸に刺さる。高成の一途な気持ちがたまらない。何より、人にとっての性欲とは何かという永遠のテーマを真正面から描き切っていて、まさに超名作だ。
内容が鬼気迫っててすごい
とにかく絵が素晴らしい。エロ絵だけを求めてるなら100点どころか200点あげたいくらい。AVやポーズ集を必死に参考にして描いてるのが伝わってくるし、素人の感想だけど漫画なのにまるで映像を見ているような臨場感がある。
前作2作も読んでいるけど、このジャンルは耐性がないと精神的にやられる。特に感情移入しやすい人は要注意。購入前にちゃんと考えたほうがいい。個人的には後半(主人公たちの数年後)の描写がきつくて、正直下半身が萎えるくらいだった。NTR系に慣れている人ならともかく、普段イチャラブ系を好む人は後悔しないように。
なぜ桂あいりは竹内先輩のポテンシャルを甘く見たのか?
この作品での桂あいりの大誤算は竹内先輩だった。脇役中の脇役だと認識していたけど、まさかここで存在感を炸裂させるとは思わなかった。
脱がない脇役に期待するのはエロ漫画あるあるだけど、今作で一番興奮したのは吉野と野球部マネージャーの竹内先輩が部室で本番をしてしまう前後を描いた場面だった。本番を直接描かなかったのは確信犯なのか流れで不要と判断したのか分からないが、その分竹内先輩が予想以上に色っぽく見えた。あのハミパン演出がたまらない。
見せないことで想像力を刺激する効果は確かにあるし、あえて見せない演出も成立する。とはいえ、本番シーンは見たかった。竹内先輩の質問に吉野が直球で答えたときの緊張感、竹内先輩の動揺、吉野の追い込みあの8ページが『カラミざかり3』のピークだったと思う。エロ漫画にはこうしたドキドキ感が不可欠だ。
竹内先輩も『カラミざかり』の系譜に入るキャラのように思える。吉野に激しく突かれてよがり、潮を吹く瞬間を見たかった読者は少なくないはずだ。
完結編である今作は、3Pに振り切った序盤からテンポが良く、竹内先輩のシーンから後半へのつながりも自然だった。山岸視点が寝取られものから寝取らせもの風に変化していく流れも面白く、山岸の歪んだ性癖が陰惨な結末を回避させていた印象だ。
飯田のゆるさはやっぱり際立っていて、ガニ股のまま飲精するシーンは圧巻。飯田は足を広げた時に一番映える。藤野によってアナルを開発され、二穴同時責めまでやられてしまう展開もインパクトがある。卒業後も数々の男に翻弄されるが、風俗落ちやAV堕ちをしなかったのは救いで、まだ素人のままである点が効いている。
一方で新山は誰にも選ばれない不運な存在になってしまった。飯田や竹内先輩の引き立て役として機能し、最後はネットカフェの個室で山岸のオナホールとして扱われ、その役目を終える。3部作を通して常に貢献度の高い脇役だった。こうしたキャラクターをエロ漫画界全体で育てていくことはこれからますます重要だと思う。ヒロインと同じくらい価値がある。
卒業後に新山が幸せになっている描写があってもよかったけど、描かなかったのは作者の美学かもしれない。野暮を承知で言うが、読者を代表して新山智乃に賛辞を贈りたい。
こーせーと飯田の絡み、もっと見たかった
とても楽しく読ませてもらいました。個人的には、大学生の友人との3Pや、大学生の部屋前でこーせーたちに聞かれながらの制服でのエッチをもう少し先まで見たかったです。最後に飯田の寝取られ話を聞きながらこーせーとエッチするような場面もあれば嬉しかったなぁ。ともあれ最高でした。続編やスピンオフがあったら絶対買うので、ぜひお願いします!
なんとも言い表せないニヤつき
飯田が堕ちていく様を山岸が「最高」と言うまでの過程を面白いと見るか、クソだと見るかは人それぞれだと思う。私は山岸の歪んだ部分は男なら誰しも持ってる気がするし、自分もどこかそっち側だなと感じた。笑
無能無害な主人公が変態として成長する恋物語
主人公は途中までは優柔不断でモヤモヤしていたけど、その性格をそのまま貫いてハッピーエンドに至るところがよかった。いろんなシチュエーションが余すところなく描かれていて、満足度が高い。これまでに似た作品がなく、個人的には一つの傑作だと思う。万人向けのテーマではないけど、定型的な作品に慣れている人には稀有な刺激になるはず。想像をかき立てる演出が多く、坊主が先輩を一瞬で寝取るあたりの描写は特に印象的だった。恋に傷ついた二人が自然に求め合う後半の流れも説得力がある一方で、主人公がそこから逸脱して、想い人の性行為の話を聞きながら射精に至る過程で一人の変態として完成する描写には鮮烈さがある。ラストではさらに一段階進化して満足しきった笑顔で終わるので、読者は置いてきぼりになる場面もあるけれど、不思議と主人公を温かく祝福したくなる余韻が残る作品だった。
NTRって言っていいのか、これ?
エロ漫画を読んで心に黒いモヤモヤが残ったのは、この作品が初めて。もともとNTRにはあまり耐性がないんだけど、絵柄の素直さにつられて読み始めたらハマってしまった。けど内容はモヤモヤMAXで、読み返すたび心が痛い。ある意味トラウマかも(笑)
1巻で高成は里帆が好きなのに、目の前で貴志に里帆の処女を奪われてここでめっちゃ心が痛くなった。これって作者の思う壺なのかな?(笑)っていうか、高成、気弱すぎ!「里帆は俺のものだ」くらい言ってくれよ!
結局のところ:
里帆清純系ヤリ〇ン堕ち
高成NTRで快感に堕ちる(読み返すと最初からその傾向あり)
智乃救われず
貴史勝ち組(処女2連発、高成抜きで3Pしまくり、生里帆、里帆を開発、先輩ゲット)
個人的には貴史と先輩はナシにしてほしかった。前半で良い目見すぎだから、後半はずっとシゴかれててほしかったな(ただの願望)。智乃も里帆の咬ませ犬役ばかりで、もうちょい報われてほしかった(大望)。
作者は「ハッピーエンド」を謳ってたけど、高成が歪んだ快感に堕ちたのをハッピーと呼ぶのかな?どうにも救いが少ない印象だった。
NTRじゃないのにNTR感がクセになる
好きな子がいろんな人とセックスしているのを見て嫉妬と劣情を抱き続けた主人公が弾ける展開が最高だった。NTRものではないけど、NTRの一つの解答を見せられたようでスッキリした。
さりげなく出てくる先輩とヤル坊主の描写も好き。たった1コマなのにえちえちで印象に残る
読んだら後悔します
タイトルと評価が合ってない?
ええ、私もそう思います。
この作品は「後悔したい人向け」。何の気兼ねもなくエロ漫画を楽しみたい人は読まないほうがいいよ。別の意味で後悔します。
ここで私が言う後悔ってのは、ここまでの流れからみんなが想像する「最高という名のハッピーエンド」や「最悪という名のバッドエンド」を吹き飛ばしてしまう、「最低という名のジ・エンド」を突きつけられること。だけどその後悔が、私はすごく心地いい。
感性が似てる人ならなんとなく察しがつくかもしれないけど、安心して。必ず後悔できます。
モヤモヤ
NTR好きなので、モヤモヤする結末が最高でした!こーせー目覚めちゃったか。
飯田ちゃん、清純系に見せかけてすぐ体を許す小悪魔ビッチが最高すぎます。漫画の中だけでも、たかし、こーせー、DQN(未遂)、大学生のセフレ×2、新歓コンパでの数人、優しい彼氏、裏アカ男、イケイケ彼氏、その彼氏の部下、バイト先のマスターと、10人以上の男と肉体関係を持ってますよね!
というか若いうちからアナルまで描写されているのもすごいです。
この後も就職先の上司とかとすぐ関係を持ちそうだなぁとか、いずれ誰かに生ハメされて妊娠しちゃうんじゃないかとか、妄想が止まりません。
NTR好きにはぶっ刺さる、最高の作品でした!
個人的には新歓コンパでの輪姦やイケイケ彼氏との激しい描写などを含め、飯田ちゃんのその後やたかし・新山のその後を描いたスピンオフが見たいです。
エロ多め、歪んだ愛の完結編
全体の半分以上がエロ寄りの挿絵で構成されていて、ビジュアル重視の一作。飯田ちゃんはエッチに興味はあるけど断れないタイプで、少しずつ快楽に目覚めていく流れが丁寧に描かれている。主人公との歪んだ関係性が物語の核になっていて、最後まできちんと完結しているのが好印象。エロ重視でねじれた恋愛ものが好きな人におすすめ。」} PMID: None Note: This final line